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完全永年無料の予約受付システムを実現するには

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以前GoogleカレンダーとGoogleフォームを利用して無料で予約受付システムの作り方を紹介しました

無料で予約受付できるので、大変便利ではありますが、以下のデメリットがありました

以前の記事にも書きましたが改めて

Googleのフォームとカレンダーのデメリット

  1. 投稿後のフォーム上でメッセージが出せないので予定が既に入ってて登録できなくても登録した人には伝わらない
  2. タイムゾーンが違ってうまくいかない
  3. Googleカレンダー上で「予定なし」とスケジュールを取っていてもダメ

などのデメリットを補おうとすると自分で作るしかなさそうだったので自作しました

その自作したWEBのURLがこちらです

https://appoint.quigen.info/

受付ページ作成手順はこちらから参照できます。

今は最低限の手順書しか書いてないです

主にGoogleフォームにあたる部分を自前にしてカレンダーの部分は引き続きGooglカレンダーを利用しています

以前にカレンダーの部分も自前で作った事がありますが、Googleカレンダーぐらいの機能を開発するとなると個人開発では3年以上かかってしまいます。

ユーザーからしてもGoogleカレンダーを使うのと個人開発で作ったカレンダー機能を使うのとでは知名度や信頼性からGoogleカレンダーをあえて選ばない理由はないです。

今後新規事業や新規サービスを考えた場合GAFAMでやっていないもしくはできない部分を作っていくといった方が無難かと思います。

なので、今回はGoogleフォームでできない部分を補いました。

ユーザーが使ってくれる可能性は少しは上がるのではと思っています。

サービスを継続していくには収益を上げないとサービスは続けられません

他の予約システムや受付システムは全て月額課金のサブスクリプションモデルです

このブログのタイトルである完全永年無料を維持するためには広告で収益を上げないといけないです。

広告収益モデルのデメリットは

  1. 収益率が低い
  2. エンドユーザーに広告を見せないといけない

広告収益モデルのビジネスはブログなどのメディアビジネスでは確立されていますが、SaaSなどの業務システムで広告収益モデルは聞いたことないです。

自分でもあるか少し調べたけども、見つからないです。

メディアなどの不特定多数のユーザーが見ることが想定されるWEBサイトでないと広告収益が少ないからかもしれません

とはいえ完全無料でないとGoogleフォーム+カレンダーでだいたいの事はできるのになんでわざわざお金払ってまで予約システムを使わないといけないのってなりそうです。

 

せっかく自前で作るのでGoogleフォームのデメリットを補うだけではない機能を追加しました。

LINE payで事前決済機能

決済手数料0%にすることが重要でも述べましたが決済手数料の数パーセントがあるためにシステム化・DXが進んでいないといえます

LINEの友達同士の10万円以内の送受金は手数料はかからないです。

PayPayは規約があって使い方次第ではダメと言われる事もあります

しかし、LINE payの規約ではそういった制約がないためLINE payをとことん利用しようかと思います

内容は受付フォームでLINEの認証コードを入力しないと受付登録できない仕組みになっています

そのLINEの認証コードは顧客がクライアントにLINEペイで決まった金額を支払います

支払いが済めば、クライアントから認証コードをそのLINEのアカウントに送ります。

その認証コードを顧客が受付フォームに入力すると受付登録もできます

という流れで事前決済機能を実現することができます

今まで店舗のお客様からの予約ドタキャン問題はニュースにもなってるぐらいなので頭を抱えている店舗も多いかと思います

とはいえ手数料がかかって利益を失ってしまうので、事前決済システムの導入には躊躇していたと思います

という事で今回そういった店舗の方々にお力になれたらと思いこの仕組みを作りました

LINEペイで支払われてからそのアカウントに認証コードをページでコピーしてから送るという事を手作業になってしまいます

しかし、月額料金も無料で決済手数料も無料という事を考えるとこの方法しか今のところないかと思います

プラスアルファとしてLINEで顧客と繋がる事ができるので、リピーターを増やすという事でもLINEで顧客と繋がっておくのはいいかと思います。

 

条件分岐

例えば、診療所など受付フォームの前提として初診なのか再診なのかで入力フォームが変わってくるかと思います

そういった場合、初診ボタンをクリックすると初診用の受付フォーム

再診ボタンをクリックすると再診用の受付フォームのページに飛ばす事ができます

そうすることで各々の最適化された受付フォームが作成できるのでエンドユーザーである顧客のユーザーエクスペリエンスも向上するかと思います

 

これから追加しようと思う機能

 

複数人・グループ単位での受付

今現時点では一人に対しての予約であったり、受付ですが

30人ぐらいが入る飲食店などを考慮して人数のキャパシティー設定とそのキャパシティーまで予約できてそれを超えると予約できない仕組みを作ろうかと思います。

この機能の実現のためには受付単位のテーブルにキャパシティーのカラムを追加してキャパシティーが何人かのデータを入れれるようにしなければいけない

受付作成ページでは何人までのキャパシティーが可能かどうかの設定をできるようにする

受付登録時に設定したキャパシティーを超える場合はバリデーションでひっかけるようにする

 

受付券売機の代わりにスマホWEBで

元々は予約システムという事で作っていたのですが、考えてみれば予約フォームと受付のフォームとそこまで仕組みが変わらないです

なので、同じようなフォーマットで顧客を受付フォームに誘導できれば顧客のユーザー体験もよくなるのではと思ったのでつくろうと思います

ページとしては受付登録後に登録完了ページに飛ばす

その登録完了ページには誘導するテーブルの席番号が記載されていたり呼び出し時の受付番号が記されているというような仕組み

受付券売機の仕組みを作ろうとした場合3つの機能が必要になってくるかと思います。

1. どれくらいの待ち時間を知らせる機能

よくある券売機のシステムで「待ち時間が30分です」とかが受付前に表示されています

この機能を実現するためには推定滞在時間の設定できるカラムを追加します

受付作成ページの時に推定滞在時間を入力します

受付ページでは同じ時間帯に重複した予約がある分と推定滞在時間を計算結果を出すようにします

その計算結果を受付ページと登録完了ページに表示することで待ち時間を知らせることができます。

2.呼び出し機能

受付登録完了ページを閉じずに顧客がそのページを見ながら待っていて自分の順番が来たらそのページから呼び出されるような仕組み

この機能の実現にはキャパシティーがオーバーになって待つ場合にはそのあふれた顧客を待たせておきます

その待たせている顧客に対してDB上でフラグをつけます

先着の顧客がお帰りになって次の顧客が席につけるように準備ができ次第待たせているというフラグを外します

フラグが外れた事をトリガーに受付登録完了ページで案内ができるという事を通知できます

 

3.座席案内機能

呼び出しの時にテーブル番号が記載してあり、スタッフがわざわざ呼び出さなくても顧客がその案内通りの番号のテーブルに着席する仕組み

この仕組みを作ろうとした場合、システム上テーブルの数や席の数をクライアントに入力させないといけません

さらに回転寿司屋さんのようにテーブルを動かさなくて固定のテーブルであればシステム化はしやすいのですが

テーブルをくっつけたり、移動させたりすることを考慮するとその度にクライアントのスタッフさんのデータと実際のテーブルを合わせないといけない入力が必要になってきます。

なので、スタッフがいなく全自動で呼び出しからテーブルの案内までスマホで実現するのは大変魅力ですが、それを実行するには

待合室から顧客をご案内する以上の業務コストがかかるのではと思います

なので、この座席案内の機能はまだ開発しなくてもいいのではとの結論なので、この開発は保留します

 

予約登録後に顧客自身のGoogleカレンダーにもワンクリックで登録する仕組み

Googleカレンダーの機能として、パラメータ付きのURLに遷移すればそこからはワンクリックするだけでスケジュールが作成できる機能があります

そのGoogleカレンダーの機能を利用して受付完了ページにパラメータ付きのURLを記載するだけでこの機能が実現できます

 

クレジットカード決済機能

既にLINEペイを使った決済はあるけども、リアルタイムではないので、どうしても複数の顧客の支払い時期が重複してしまう可能性は高くなってしまいます

そういった場合は重複した顧客LINEペイアカウントに返金などの作業が発生してしまいます。

複数人が同じ時間枠にお金を払って予約をすることがあまりないような場合はLINEペイで問題ないですが

人気インフルエンサーと1対1で会話できるみたいな場合は同じ予約枠に殺到しかねないので、その場合は決済と予約枠確保を同時に行えるクレカ決済が必要になってきます

 

などなど、これからも機能を追加していこうと思います

機能追加もそうですが、いかにこういった機能をほっしているクライアント様に伝えるかというマーケティングも頑張らないといけないので、どういったマーケティング戦略でいくかも考えていきます

 

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