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経歴面談動画で企業レビュー

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Openworkなどの会社の口コミはありますが、動画での会社の評価がないので、そういうサービスがあれば口コミの精度も上がり、採用面接の時の精度も上がるのではと思いこの記事を作りました。

面接の時間が無駄

転職活動する時はかなりの数の面接をする事があります。

リクルートエージェントとの面談、企業との1時面接、2時面接、最終面接

面談・面接の数は多いけどもほとんど似た内容なので、企業、応募者からしても多くの時間を費やしてしまいます。

はじめのうちはいいのですが、何回もしてると疲れてしまうくらい結構面倒臭い作業でもあります。

上手い面接

応募者側も企業側の採用のどちらの立場でも面接経験がありますが、面接したからといって全てわかるわけではないです。

頭のいい人は「上手い面接=バレない嘘」をしてくるのでなかなか難しいのが現状なのではと思います。

なので、よく「カジュアル面談」というテイで面談することがあります。

できるだけ嘘がないように話させる事が目的かと思います。

企業も本当に「単なる雑談」だけで終わるとなるとそれなりにコストが掛かっているので、「単なる雑談」で終わるわけがないです。

要はそれだけ面接だけで判断するのが難しいという事のあらわれかと思います。

採用のコストは法外なくらい高額

一方、転職市場はずっと大きいままです。

ミドルクラスの中途採用も隆盛を極めています。

ここ数年の大型上場もミドルクラスの転職斡旋事業のビズリーチのビジョナルが存在しているくらいです。

なので、ミドルクラスを含め転職市場は今でもなお大きいと思います。

逆にいうとそれだけ採用する側はコストがかかるという事になります。

新卒採用を一人決める平均コストが約100万円だそうです。

新卒採用にかかるコストはいくら? 採用単価の平均や削減方法について | dodaキャンパス

一人採用するだけで100万円という馬鹿げてるほどの高額なコストがかかっています。

またその逆を言えばそれだけ儲かるという事です。

リクルートエージェントのような中間業者を使わずに企業が直接採用活動をすればその法外な採用コストはかからないはずなんですが、そういった不可思議な事がまかり通っているのが今の転職市場の現状です。

リクルートエージェントのビジネスモデルの闇

採用単価100万円がまかり通っている常識はあまりにもおかしいですし、無理矢理企業にねじ込んで成果報酬をもらう事も冷静にこの常識を見ればおかしな常識かと思います。

エージェントは応募者と企業を繋いで報酬がもらえる成果報酬型なので、目標はいかに転職を成立させるかという事になります。

なので、エージェントでの面談で色々思考やスキルを聞きますが、ほとんど意味がない気がします。

たぶん、エージェントからすると企業が内定通知を出しても応募者が承諾しないケースがあり、それを防ぐためのエージェントとの面談かと思います。

という事で、どれだけ応募者と企業がアンマッチしていようが、成立させればエージェントの立場では成功であり、報酬となります。

変なリクルートエージェントの場合、宣伝でマッチ率〇〇%と訳のわからない数字を出してくる所もあるぐらいです。

「カジュアルにお話だけでも」というエージェントからの連絡は後を絶えません。

中には強引に斡旋しようという業者も多いですが、ビジネスモデルがビジネスモデルなので致し方ないのかもしれません。

応募者の希望と企業の希望をマッチする本当の意味でのマッチ率を上げるなら、エージェントのような中間業者が介在しない方がいいかと思います。

上手い面接が出来てしまう

企業との面接となるとどうしても、応募者からすればかまえてしまい、当たり前の話、いい印象を残すように努めます。

企業ごとに調査して、どういった回答や面接の内容がいいのかもあらかじめ準備しておいた方が合格の確率はUPするかと思います。

しかしながら、その企業ごとの「準備」がいき過ぎてしまい、「上手い面接=バレない嘘」を作り出しているのではと思います。

例えば志望動機にしても、上場していない中小企業での面接では「規模の小さい組織で小回りの聞く開発をしたいです」と回答

上場企業とかの大企業で志望動機を聞かれたら「大きな組織で最適化された開発スタイルをしたい」などの回答に変更してしまうかと思います。

インタビュー動画

そういった既存の転職市場の闇の部分を払拭できると思いついたのが動画インタビューというアイデアです。

経歴を初めから振り返るような長い面談のインタビュー動画を録画してアーカイブで保存するというような内容です。

マネタイズ部分を今の成果報酬型にしてしまうと根本の解決にはならないので別のマネタイズ方法がいいのではと思います。

面談する内容を録画しておいて、その動画を見たい人、主に採用する側の企業に有料で売って稼ぐという点

一気通貫した動画の場合は有料にしておいて、部分部分を小出しにYoutubeを始めとしたSNSなどにショート動画を上げて、インタビュー動画の認知向上と共に、Youtube内での収益を上げるという内容

動画を元に編集者が口コミサイトのデータを編集して口コミサイトのコンテンツを埋めていくという内容

企業毎に変更できないインタビュー動画を作成する事で応募者の企業毎に準備された「上手い面接=バレない嘘」を防ぐ事ができるのではと思います。

アーカイブ動画では企業がエンジニアの動画内容を確認することで自社に合っている人材かどうかも確認できるのではと思います。

採用している企業側はその動画の内容で応募者の良し悪しを見極めて、後の面接はフィーリングが合うかどうかだけの面接という事にしておけばいいのではと思います。

企業が決まっていない段階での面談動画なので回答が企業毎のカスタマイズがされていないので、より本音に近くなるかと思います。

ビジネスモデルも成果報酬型ではないので、法外な採用コストもかからず、強引な企業の斡旋からも回避できるかと思います。

あとは、アーカイブ動画で企業が知りたい事を全て網羅しているのであれば、無駄な面接の時間が少なくなるのではと思います。

口コミ投稿者の手間が省けて信頼性もUP

OpenWorkなどの口コミサイトはあくまで口コミなので投稿者の投稿を信じるしかありません。

口コミを書くモチベーションも人それぞれで人によってはある特定の企業で特定の部分に対してのみ偏った投稿をしたくなる人も出てきてもおかしくないです。

人生を振り返るように丁寧に経歴の話をメインにすれば、話のメインがその人の経歴なので経歴内の企業に対しての評価などは極端に偏る可能性も少なくなるかと思います。

レビュアーは1回の動画の質問に受け答えするだけなので、口コミサイトのフォームに合わした回答をしなくても済む分、投稿数は多くなるのではと思います。

インタビュー動画の課題

現状の成果報酬型のビジネスモデルは利益率が高く儲かるビジネスです。

その儲かるビジネスモデルを捨てて儲かりにくく利益率の低いビジネスモデルになってしまいます。

インタビュアー、動画編集者の人件費、口コミサイト、動画保存サーバーのシステム費用代が経費です。

収益は有料動画の売上、Youtube、口コミサイトの広告収入です。

この収益を経費より上回るようにするにはなかなか難しいのはではと思います。

いずれにしても、インタビュー動画の認知度やブランド力が一定以上高くなってからでないと利益が上がらないビジネスモデルかと思います。

ブランド力が高くなれば、「あのYoutubeチャネルに出たい」というようにインタビュアーの承認欲求を満たせるのではと思うので、ボランティア的に無料でインタビュアーをやってもらう事が可能になってくるのではと思います。

社会的正義

今のビジネスモデルがあまりにも法外な採用コストなので社会的正義の意味合いはあるかと思います。

街録チャネルというYoutubeチャネルがあり、一人一人にインタビューする動画を上げている動画です。

このチャネルでは著名人などの視聴数が集まりそうな人がメインでインタビューしています。

しかし、YoutubeもSNSととも考えられるので、著名人だけでなく視聴者とより近い立場の人の人生や経歴を知りたくなる人も多いかと思います。

そして、地道に真面目に企業に勤めてきた人がフォーカスされて讃えられるような世の中になれば社会的にも貢献できるのではと思います。

解雇できないというのは日本の文化でも説明している解雇規制によるITゼネコンの問題も法律の変更を待ってても何も始まらないし、文化に根強く染み付いているものなので、口コミの精度を上げるなりして、社会的にいい会社悪い会社を炙り出せるサービスになるのではとも思っています。

 

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