なぜ文系出身でもエンジニアになれるのか?
なぜ文系出身でもプログラマー・システムエンジニアになれるかを解説していきたいと思います。
OJTが優れている
OJTとはon the job trainingの略で個人的な意見になってしまいますが、日本のOJTが世界で一番すぐれていると思います。
OJTが優れている原因
- 人の採用の時に能力よりもポテンシャルを見る傾向がある
- 仲間(家族)意識が強い
- 元々終身雇用の文化
- 職能制度賃金
などの要因で人の採用の時にその時の能力よりもポテンシャルを見る傾向があります。
なので、文系出身でもプログラマーになれる原因の1つの理由です。
OJTについてはまた別の動画で細かく説明していきます。
学校の教育レベルが低い
どうしても現場の情報と学校教育の情報に差があるのと、今はほとんどのIT技術がネット上で検索すれば事足りるので、学校でわざわざ学ばなくてもいい状況にあります
知識が活かされる職種ではない
弁護士のように知識で報酬を得ている職種と違いプログラマーは知識自体はネット検索
すればよくて、そのネットの情報をどう応用できるかという論理的、数学的な思考が
必要とされるので学んだ事はそこまであてにされてないです
プログラマー不足
文系、もしくはプログラミング全然無知の人でも採用せざるを得ないくらいプログラマー、エンジニアは慢性的に足りてないです。
今まで未経験のプログラマーを採用してきましたが、文系出身の人でも1、2ヶ月ぐらい開発現場でしっかりと教わりながら働いてコツを掴めば1人前になれる職種かと思います。
教える側は大変ですが
なので、4年間大学でプログラミングの勉強してきた人と比べて初めの2ヶ月ぐらいは違いがあってもそれ以降はその差はなくなります。
これらの理由から文系だろうが高卒だろうがプログラマーとして採用してくれる
会社はあります
小松自身のIT企業に入る前のプロフィールといえば3流大学の文系だったのですがそれ以前に
- パソコンを買ったことがない
- 当時ガラケー時代で着メロですら変更するのが面倒な性格
- WEBメールが何のことかわからないレベル
のようにIT企業に全くと言っていいほど向いていないタイプでしたが、それでもIT企業にシステムエンジニアとして職に就く事ができました
2005年当時の一般的な選考過程は論理的思考のSPIテストでだいたい20問で30分〜1時間という所が多かったかと思います。
ここで落ちたところもあれば受かった所もありました
それが受かってから面接という流れでした
当時面接で聞かれる事も千差万別で面接官によってもどういった回答がいいのかよくわからなかったです。
一番初めの面接での志望動機で「手に職を付けたいから」という志望動機を回答すると、怒られたのを覚えています。
受かった会社の面接でも序盤の質問でいい回答ができなかったのですが、「尊敬する人は?」の質問で何かインパクトを出しておかないとと思い元ヘビー級ボクサーのジョージ・フォアマンを尊敬していると述べてその時の面接官である社長の目の色が変わったのを今でも覚えています。
後日、社長がジョージ・フォアマン好きだって言ってたので、会心の回答と何かの縁みたいなものを感じました
なにはともあれ、当時コンピュータの知識ゼロだったにもかかわらずIT企業に就職する事ができました。
今では採用する側になって、採用活動をする時は論理テストと面接と当時の方法とほとんど変わってないですが、1点だけ大きな違いはプログラミングテストを導入しています。
今はWEBが前提なので、簡単にプログラミングをさせれる環境を応募者に渡す事ができて、採用者が一番やってほしいプログラミングを課題にしてテストさせる事ができるので、最も効率よく採用できるのではと思います。
昔はプログラミングの知識がなくてもSPIテストと面接で採用してくれる会社が多かったのですが、今現在ネットにありとあらゆる情報がある中で「プログラマーになりたいです。でもプログラミング全くわかりません」というのはやる気がそもそもないと見られて通用しないかと思います。
さらに、新型コロナウィルスの影響で在宅勤務が一般的になったがゆえに新人教育がしづらくなったという話を他の動画で説明してます。
その事もあり、今の現状は文系出身でも高卒出身でもプログラマー・システムエンジニアになれます。
しかし、最低限のプログラミングはできないと難しいです。
という状況だとおもいます。
そのためもあって、プログラミング実践動画をアップしていますので、是非参考してもらえればと思います。
動画だけではどうしてもわからない部分が出てくると思うのでマンツーマンレッスンもZOOMでボランティア的に受け入れていますので、是非ご応募お願いします。
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