日本のWEBサービス・アプリは海外で通用しないのか?その2
④規制だらけの法律
④ITの分野の成長が阻まれている原因の一つに日本の法律が古くデジタル社会に追いついてなく規制だらけという原因があります。
カーシェアリングであったり、ホテルの無人完全自動化などもシステム的には今でも簡単に実現できますが、法的規制が阻んでいます。
税金を費やす必要は全くなく規制を外すだけでIT産業の成長を促すことはできます。
むしろ
「コンプガチャ 廃止」のように新しくて莫大に設けるサービスには規制を設けます。
日本のサービスには規制で厳しく、海外サービスには緩い。
そんな状況では世界で通用するようなサービスが出にくいわけです。
⑤出る杭は打たれる
⑤「コンプガチャ 廃止」のように目立つ存在は打たれます。
ライブドア事件でもあまりに目立ったがゆえよく思っていない人が増えてしまい、逮捕といった形で幕を閉じざるを得なくなりました。
イノベーションをおこすような事や誰もやった事がないサービスは多くの人に理解されないことが多く産業に変化をもたらし誰かが損害を被ることにもなります。
そんな目立つ杭は早めにたたいておいて今の現状維持の選択をするという判断は日本人特有の気質かと思います。
こういった文化では世界に通用するようなイノベーションを起こせたとしても世界に行く前に日本で潰されてしまうという事になってしまいます。
⑥欧米はCOOLという潜在意識
⑥日本人が日本でイノベーションを起こして目立つと叩かれますがそれが欧米諸国であれば日本は受け入れる文化があります。
ユニクロよりsupreme、ニトリよりもIKEAとなぜか日本人は日本製よりも海外製品がかっこいいと思いこんで好む傾向があります。
「AWSエンジニアの悲劇」の動画でも同じくさくらインターネットよりもAWSと取り上げました。
同じようにChatworkよりもSlackと日本製のほうが質がいいのにもかかわらず海外のWEBサービスをなぜか選択したがります。
SNS画像でアイドルの住所が特定されて何かしらの事件が起きてますが、これも④で説明した日本製のSNSであればSNSの運営方法に問題があるというような声が上がると思いますが、Twitter,Instagramなどの場合は誰も運営に指摘しないのが謎です。
ず〜っと昔から西側諸国の方が優れているという考えを潜在意識の中に刷り込まれているのかもしれません。
意識高い系の代名詞でもあるスタバでMacBookで仕事という事を全てmade in japanにするとコメダ珈琲でパナソニックのノートPCで仕事になると意識高い系の方には響かないと思います。
これらの6つの理由から日本のアプリ・WEBサービスが世界で通用しない理由です。
しかしながら、少なからず世界で通用しているサービスがあります。
TRONという当時世界で最も使用された組込系OSであったりRubyも日本人が開発しています。
どちらも対コンシューマ向け製品ではなく対ビジネスBtoCではなくBtoBです。
それはコンシューマ向けだと目立つがゆえ出る杭が打たれやすいですが、to Businessであればそこまで目立たないので打たれないのではと思います。
それを踏まえて、これから世界に通用しそうなサービスはメルカリなどのCtoCサービスよりもトレタ、Chatwork、レゼルバのようなBtoBがチャンスがあるのではと思います。
なぜ世界に通用しそうなのかは次の動画で説明します。
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