エンジニアになるための大学受験はコスパが悪い
プログラマーになるために大学にいく意味があるのか?
を説明したいと思います。
高卒でもプログラマーとして活躍している人は多いです。
しかし、今までの動画第3〜第8回でも説明したように、昔に比べると未経験がプログラミングの仕事に就ける事は難しくなってきています。
なので未経験でなおかつ高卒でプログラマーとして雇ってもらえる会社は滅多にないかと思います。
小松も採用する時は、学歴は全く気にしない方でプログラミングができればそれだけでいいととてもシンプルな考えで、学歴を全く気にしない会社は少数派だと思います。
かといってどんな大学でもとりあえず行った方がいいのかって言うとそれは違うのでこれから説明していきたいと思います。
まず東大、京大、慶応、早稲田の4大学はネームバリューもあるので、行けるのであれば行ったほうがいいかと思います。
もちろん、就職などでも有利になる事が多いです。
ただ、これらトップの4大学にいけるような人は大学に行く意義に疑問は持たず受験勉強に一直線でこの動画にすらたどり着かないのかと思います。
この4大学でないのであれば、コストパフォーマンスはよくないかと思います。
もちろん医大や薬学部のように大学にいかないと取得できないような資格がある場合は大学入学が必須ではあります。
なんとなく周りも大学に行ってる自分も行きたいって思っている人は費用対効果を考えたほうがいいかと思います。
大学のトータルの費用が平均4年間で文系で360万円、理系で460万円です。
費用だけではなく高卒と比べた場合は大学行く代わりに会社勤務をフルタイムで働く事ができるので、月20万円として年収240万円で4年間で960万円
文系大学の費用との差は1320万円になります。
理系大学の費用との差は1420万円になります。
これだけの費用を支払ってまでの大学に行く価値があるのかどうかですが、小松の個人の経験を例に挙げると文系の4年制大学で偏差値のレベルは48ぐらいだそうです。
実際の授業はほぼ参加せずに期末テストで要領よく点を取ればいいだけで単位が取得でき、卒業もできました。
知識としては何も得てないのになんで大学に行く必要があるのかずっと疑問でした。
では、学生を強制的に授業に参加させるようにするか点数を厳しくして単位を取りにくくするかなどの方法も大学側もできなくはないですが、そうすると大学の退学率が上がってしまい、大学側からすると応募してくる学生が少なくなって利益が少なくなってしまいます。
学生側も厳しい授業より楽な授業がいいので、単位が取りにくい授業は自然と人が集まらなくなってしまいます。
なので皮肉なことに大学という学問を研究する場所にもかかわらず学生が一生懸命勉強することは大学側も学生側も望んでなく、勉強せずに卒業ができることを双方望んでいます。
改めてメリットを考えると大学卒業を望む理由としては学士という学位が取得できるからです。
この学士という学位を取得している事のメリットはあります。
①大学院に進学して、MBA、博士号などさらに高い学位を取得したい時は学士がないとまず受けれません。
海外留学でも同じでmaster degreeを取得したい場合も学士がないと受けることができません。
②海外は日本よりも学歴社会なので、応募の時に学歴を見られる事があります。
コンピュータ・サイエンスの学位がなしでプログラマーになれることは難しいと思います。
プログラマーの経験があればいいのですが、日本より学歴を見られると思います。
海外だけでなくても外資系企業の日本支店でも同じように学歴をみる事が多いです。
③学士がないと海外で就労したい時にビザが取得できない場合もあります。
なので、事実上勉強していないのに学位だけの取得でも意味はあるかと思います。
しかし、学士の取得がメリットなのであって偏差値が高かろうが低かろうがこの3つの理由と偏差値は関係ないです。
逆に言うと費用が安くて学位もしっかり取得できる大学を選べばコストパフォーマンスがいい大学という事になります。
それが通信制大学です。
放送大学であれば4年間で70万円程度と安いです。
フルタイムの仕事と両立となると4年間で厳しいみたいですが、根気よく通うとそこまで難しくなく卒業できるみたいです。
働きながら学士が取得できれば4年制大学に行った時と比べれば1000万円程の差が開いてしまいます。
プログラミングの通信制大学のサイバー大学は260万円費用が少し高めですが、それでも普通の4年制大学に比べれば安いです。
さらには、通信制という言葉はまだインターネットがそこまで普及していない時代からある制度なので通信制と言ってますがこれからはオンラインで講義も動画を利用すればより合理的で経済的な大学は増えていくかと思います。
なのでほとんどの人が当たり前のように行っているトップ4以外の4年制大学へは行かない事をおすすめします。
トップ4以外の大学以外でも偏差値が高い大学出身者は比較的大手や人気の会社に就職する事ができるのでは?
と思う方もいるかもしれないですが、確かにそういう結果ではありますが、それはその大学で学んだことが活かされて大手や人気の会社に入れる訳ではないです。
人気のある会社は応募数が多いので、SPIテストで足切る事が多いです。
SPIテストで高得点を取る人と勉強ができる人は比例するので、結局偏差値が高い大学出身者がSPIテストで高得点を取り、1次試験を合格できるので、人気の会社には高学歴の人が集まる傾向にあります。
しかし、入りたい会社が決まっていてSPIテストを実施しているのであればSPIの勉強をしたほうが大学受験の勉強して偏差値の高い大学を目指すより時間対効果は高いと思います。
これらの理由から一般的な4年制の大学に進学せずに通信制大学をお勧めします。
ただし、条件が一つあります。
それは周りに影響されやすい人かどうかです。
周りに影響されない自信があるのであれば、働きながら通信制大学に行ってチャンスがあり次第プログラミングができる仕事に就くのが一番の近道かと思います。
通信制大学であろうと大学生なので大学生というステータスを活かしてインターンシップという形でプログラマーの仕事を探せば、プログラマーの経験が積める近道かと思います。
しかし周りに影響されやすい人でいい大学にいける人の場合はいい友達にめぐり合える可能性が高くなるので、そのいい友達に影響されて将来年収が高くなる可能性も高くなります。
なので、この場合はいい大学に行くことがいい選択だと思います。
ここでいういい大学とはトップ4大学以外の偏差値の高い大学の事で、具体的に偏差値いくつ以上とかはわかりません。
いい友達というのは人生設計、今後のキャリアを考えていて、将来高い年収をもらえる可能性が高い友達の事を便宜上ここで表現していますが、価値観はひとそれぞれで年収が低かろうがいい友達はいると思いますが、あくまで簡単に説明するためにいいか悪いかで表現しています。
次にいい大学に行けない人、偏差値の低い悪い大学しか行けない人は必然的に悪い友達に出会う確率も高くなるので、悪い友達に影響されて将来年収が低い道に行ってしまう可能性が高くなります。
なので、悪い大学に行くぐらいなのであれば、行かないほうがいいかと思います。
大学に行かなければもっと悪い友達に出会って悪影響を受ける可能性があるかも知れないですが、コスパの悪い大学に行くよりかはマシかと思います。
大学に行かずに社会人として働く場合はフルタイムで働く会社をおすすめします。
なぜなら、例えば、週3で5時間程度でいいという仕事とか日雇いでもいいとかの仕事はそれだけどうでもいい仕事で成長できない仕事の可能性が高いからです。
重要でない仕事には悪い友達が集まる可能性も高くなるので、できる限りフルタイムで働く必要がある会社を選ぶべきかと思います。
プログラマーになりたいと決まっているのなら、プログラミングスクールに通ってプログラミングスクールで友達を見つけるのもありかと思います。
具体的な職業を決めるのはできるだけ早い方が就職に有利に働くかと思います。
周りに影響されやすいかどうか自分自身でチェックするのは厳しいかもしれないですがやはり10代で周りの友達の環境で良くも悪くもなります。
それに、いい大学にいっても悪い友達に合うかも知れないですし、日雇いのバイトでいい友達に出会う可能性もなきにしもあらずで今回はあくまで確率の話なので、縁や出会いは読めない事は多いかと思います。
今回の動画と出会った事でいい人生設計の手助けになればと思います。
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