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サラリーキャップがもたらす影響

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転職サイトの調査ページで高額ランク1位でも年収1500万円以上いかない

一方役員報酬は億単位なので能力給にしては開きがありすぎます

役員報酬が高い理由は能力給というより責任に対しての報酬だそうです

会社役員の年収が高すぎると感じる理由 | 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進 | ダイヤモンド・オンライン

要は大株主、経営者に好かれるかどうかで役員報酬が決まっているのではと思います

なのでサラリーキャップで手取り1000万に設定しても生産性が下がる事はないのではという考えです

単純に手取り1億もらってた人

がいくら働いても手取り1000万円しかもらえなくなった場合はどうなるかを考えてみます

単純計算で作業時間を10分の1にしてももらえるお金の額は変わらないので、作業時間が減る事になるかと思います

そうなると元1億もらってた人はそのもらってる会社でだいたい月に5日分ぐらいの作業量になり、本人には今まで以上に十分な時間を余らせる事ができます

1億の年収をもらえてるぐらいの人なので、優秀な人かと思います

そういう人にフルタイムで別の仕事で働けるぐらいの時間を使わせることでよりクリエイティブな事に時間を利用するのではと思います

相場が高くて年収1000万円なので、年収1億をもらっている人の行動は明らかにその収入を維持するように会社にすがりつく行動に出るかと思います

そんな会社のすねをかじらせ続けるためだけの保守的で後ろ向きな行動はその会社の生産性の低下にも繋がるのではと思います

元1億もらってた人が月に2,3日しか働くなったら、当然その代わりに働かなくてはいけない人が増えます

それはその元1億もらってた人の下で働いてた従業員にとっては高いポジションで仕事ができるチャンスでもあります

そのチャンスを与える時間は単純計算で1億を10で割って10人分の作業を分けることになります

違う言い方をすればプラス10人に1億もらっているようなポジションの仕事ができるタスクを与えるチャンスでもあります

そうなればもちろんチャンスを与えられた従業員にとってもメリットになります

会社にとっても属人的にさせないように計画をたてざるを得ないので、プラスの面は大きいかと思います

以前にquoraで累進課税の課税率を強化

すればいいのではという質問を投げかけました

回答を要約すると

  1. 生産性が下がる
  2. 働くモチベーションが下がる
  3. 超高年収は税金の抜け道を必ず探し当てる
  4. 資産に税を課すべき
  5. 教育を充実させるべき

という回答でした。

1.生産性が下がる

1億以上もらっている人の生産性って本当に年収1000万円の10人分の生産性はあるのでしょうか?

エンタメ系、スポーツ系以外には絶対そんなことはありえないです。

Quoraのやりとりで島田紳助が引退してから行列のできる法律相談所の視聴率が上がったという事例を挙げました

エンタメ系なので、今思えば例としてはよくなかったと思いますが、生産性を挙げてたはずの人が抜けて、生産性ここでいう視聴率が下がるはずです。

しかし、事実視聴率は上がったのでつじつまが合わないんじゃないかという小松の主張をしました

生産性が下がると主張する人は「たまたま生産性が低い人間が高額な報酬を受け取ってただけ」という回答だったので何一つ説得力がありませんでした

カルロス・ゴーンがHONDAの経営に携わってた時は役員報酬も含めて20億以上もの報酬を受け取っていました

事件と逃走劇があり、HONDAから追走されて日本国外に行きました

20億円もらえるぐらいの能力の高い人間なのであれば、海外の会社から引っ張りだこになってもおかしくないのに

ネットを調べる限りここ数年は未だに自宅警備員どまりです

転職サイトの転職後の高年収ランキングなどを見ても億を超えるような報酬はないです

転職サイトは転職を煽りたいので年収を高く見せたい力が働いてると思いますが、それでも多くて1300万円程度です

これらの客観的な事実から億もらっている人間が億もらっている理由は能力ではないです

この記事でも億以上の報酬は能力給ではなくて職責の報酬との事です

つまりは億以上もらっている人のタスクは何かを生産するというより、01の大きな判断をするタスクかと思います

なので、サラリーキャップを設けても生産性が下がるという事はないかと思います

 

2.モチベーションが下がる

ラッファーカーブという考え方を用いて説明してもらっています

年収300万円から500万円への頑張るというモチベーションは理解できます

しかし、年収5000万円から1億へ頑張るっていうモチベーションはあるのでしょうか?

1000万円以上のモチベーションはお金以外のキャリアであったり社会貢献、自己実現、承認欲求などの要素が多いのではと思います

上の転職サイトの相場からわかる通り、そもそもそういった年収1200万円以上の仕事はなくそれ以上は頑張るか否かではなくポジションに対しての給料なのではと思います

サラリーキャップを年収500万円とかにすればこのモチベーションが下がって生産性が下がるという理論は成立します

なので、サラリーキャップのモチベーションで左右される金額に設定するのではなくそれより高い金額で設定すれば問題ないかと思います

転職でもらえる年収の最高額の中央値が年収1200万円なので1200万円を手取りでもらえる上限としてそれ以上稼いでも全て税金という事にしても十分豊かな生活ができるのではと思います

物価などにも影響してくると思いますが、最低時給X月200時間X12か月の5倍を上限のサラリーキャップがいいと思います

元々高額な報酬を貰っていた人には不満が出てくると思いますが、それまでに莫大な資産もあり、生活には絶対困らないと思います

3.超高年収は税金の抜け道を必ず探し当てる

所得税の抜け道は海外移住するとかだと思いますが、企業が所得税の税金対策のためだけに海外の法人を設立するとは考えにくいのではと思います

企業誘致のために法人税を下げるという事はよく聞きますが、所得税は聞いたことがないです

シンガポールとか香港は高所得者に対しての税率が高くないですが、節税のためだけに海外移住を希望する人も多くないと思います

・企業が高所得者のための節税のためだけに高所得者優遇の国に法人設立する

・高所得者がその国に移住することを決断する

の2点をクリアしない限り節税対策は成立しないので、お金持ちから税金を課税する施策としては法人税率をあげるよりは有効だと思います

これは推測ですが、法人税などに比べれば所得税の方が徴収がしやすいのではと思います

超高年収者が対象なので、数も少ないので調査もしやすいのではと思います

所得税を逃れるため膨大な労力かけ海外移住→税務調査で「日本居住者」とされ追徴課税! | ビジネスジャーナル

こちらの記事のように税金のがれで海外に移住しても母数が少ないのですぐに税務署に捕まってしまいます。

 

4.資産に税を課すべき

資産に税を課すべきという事自体は大賛成です

ただ質問の仕方が悪かったのかもですが、サラリーキャップなどの累進課税の強化で狙えるメリットは3つあるかと思っています。

Quoraでの質問が「所得税の累進課税を強化すれば格差社会がなくなると思うのですが、なぜそうしないのですか?」

サラリーキャップで狙えるメリット3つはこちら

A. 2番手、3番手に裁量のある仕事が回ってくる

B. 高所得者が空き時間ができてより創造的で革新的な事に時間を費やせる

C. 格差社会を是正できる

なので、資産に税を課して狙えるメリットはCのみなので、今回の主旨と少しずれるのかもしれません


5.教育を充実させるべき

格差社会は教育格差によってできているという考え方

昭和の時のように多くの産業が成熟していない時代であれば1世代で能力と努力で富を得ることが容易だったと思います

1世代で富を築ける事が多かったので努力信仰が通りやすいよう状況ではあったと思います

なので、いい大学を出ていい企業に入っていい給料を貰うという事が常識でした

しかし、令和になった今ではあらゆる産業が成熟して上には確固たる大企業が居座っていて経済成長も横這いの状態では給料も自然と上がるわけではないです

つまり今のこの令和の時代、サラリーマンの労働者階級の場合どう頑張ってもどう実績を出しても年収2000万円以上をもらう事は不可能という計算に至ります

加えて、企業が学歴の高い人材を選択する理由は学歴が高いという事は偏差値が高くて受験戦争に勝ってきた人材です

長期的に特に意味のないような受験勉強を頑張ってきた実績という事で採用さいようされるのではと思います

自分自身が採用する側の時は学歴は一切問わなかったですが、学歴が高い人の方が常識があり、真面目です

受験勉強というレールに迷う事なく進んできた人材なので、企業のいう事も従順に従ってくれる人材が多いという印象です

この理論だと全員が東大にでるくらいになっても億もらうどころか高学歴ワーキングプアになるので格差社会は変わらないのではと思います

詳しい内容は大学不要論・教育民営化で記事にしています

格差社会が教育格差によって作り出されていると思っているぐらいならまだ平和な方ではないかと思います

AIで単純作業の仕事は奪えないの記事でも説明した通りAIの発達でむしろ頑張って勉強して高学歴出身のホワイトカラーの給料が下がります

今まではホワイトカラーとブルーカラーでの給与格差があったけども

日本の経済が鈍化してからは資産家と労働者での給与格差の開きが大きくなってきましたし、これからも格差は広がりを続ける一方です

 

格差社会の歴史

文明・科学が発展すれば格差ができるのは当然と主張する人がたまにいますがそれは間違いです

今よりも何百年前の中世の西洋では今よりも格差社会が広がっていました

ピケティさん、「格差が生まれる仕組み」を知れば格差はなくせるんですか? | 【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(1) | クーリエ・ジャポン

最終的にフランス革命などが起きた歴史があります

他の国では若年失業率が高くなり若い時からそもそもの未経験者にチャンスを与えられないという不平等に不満がたまっていると思います

ウォール街を占拠せよ - Wikipedia

日本は戦争に負けて財閥解体などもあってゼロからのスタートでバブル期までは奇跡と呼ばれる高度経済成長がありました

そのおかげで失業率も低く昇給も事実上保証できてた過去がありました

特に若年失業率は世界でも低い方です。

若年層失業率ランキング - 世界事典

高度経済成長のおかげで頑張って働けば収入が増えるという事を体験できました

それが原因で今でも頑張って勉強していい大学に入っていい企業に入って頑張れば富豪になれると信じている人が多いです。

しかし、現実は個人の努力や頑張りでは到底富豪にはなれません

企業に就職ではなく起業したとしても起業が成功しない理由の記事で書いたように成功して富豪になる可能性は日に日に少なくなってきています

そして、起業が成功する要因に運とタイミングが本人の努力以上に大きく影響します。

その現実にほとんどの日本人は気づいていなく努力信仰を信じています

欧米では過去に今以上の格差社会が存在していましたが、日本の歴史上今のような格差社会は未曽有の出来事です


なぜサラリーキャップ

富を得れば一気に、地位、名声、権力も手に入り労働無しで高額な報酬を受け続けることができる事

その富が個人の努力では生涯到底追いつけないという事

それが大きな間違いであると思いました

実際に億以上もらっている人と仕事をしましたが、億以上を貰えるほどの能力や生産性はなくお金でその高額な収入を得てお金で周りにイエスマンを作っているだけでした

Quoraで質問した時でも富を得るのは本人の努力と能力だと信じている人があまりにも多かったです

・普通のサラリーマンの何十倍の報酬を得ているという事自体は今の資本主義の世の中だから仕方ない

・共産主義・社会主義にすれば国が破産する

と考えを飛躍する人が多いですが、頑張って給料が増える仕組みはそのままでその不当に巨額な富を得続ける仕組みをなんとかしなければと思っています

今が一挙両得で勝てば全てを得る仕組みだからもらっているだけで、貰っている人もお金、権力、名声、実績のうちお金を税金でとられてもそこまで大した事ではないのではと思います

4.の回答者の方も回答しているとおりお金持ちになるにはお金持ちになるしか方法がなくって来ています

今が一挙両得で勝てば全てを得る仕組みだからもらっているだけで、貰っている人もお金、権力、名声、実績のうちお金を税金でとられてもそこまで大した事ではないのではと思います

お金がもらえている分転職する理由がなくなり、結果的に企業や過去の財産にすがりついてしまう事になってしまいます

報酬も年間1200万円以上から上を目指すモチベーションはお金だけって人もそこまで多くないのではと思っています

この記事によれば2022年3月時点での調査で1億円以上の役員報酬をもらっている人数は663人と年々増加して今回も過去最高を記録したとのこと

今のこの仕組みを変更しない限り、この高額の報酬をもらう人数は増えていき額も増えていくかと思います

この億を貰っている人達は転職すれば年収1000万円以下になってしまうので、社内政治を駆使してでも企業にすがりつくしか道はないです

一方今、いい大学を出て、いい企業に入ったサラリーマンが頑張って働いても年収1000万円ぐらいです

こういう社会のままでは、そういったサラリーマンになって堅実に頑張る人が少なくなるのではと危惧しています

アメリカの出張で最低賃金で働いている人達と一緒に働く機会があって、大抵の人は自分のラップをYoutubeに上げて一発当てようと試みています

最低賃金で働いていてどう頑張ってもそれなりの給料しかもらえなく、頑張らなくても最悪生活保護が保証されていることから当然のごとく万が一でもヒットすれば途端に富と名声を得るという事を夢見ています

堅実に真面目に最低賃金で働くことがあほらしくなってくるので、当然の行動かもしれません

1億総中流の時代は年功序列で真面目にさえ働いていたら賃金は自然と上がっていきました

しかし、今の時代は真面目に働いても賃金は上がらないです

少ない賃金でも真面目に働いて賃金上昇が保証されていたので、実質的なもらっている賃金よりも精神的に安定はあったのではと思います

年功序列自体は反対ですが、真面目に働いていても賃金が上がらずあほくさくなってくる人が多くなればなるほど国全体の生産能力が下がってきます

治安の悪化など現状のアメリカに近くなってくることも懸念してきます

税金逃れがしにくく格差社会を抑えて平等にチャンスを与えられる施策かと思いサラリーキャップを考えてみました

まとめ

格差社会がさらに広がると

  1. 治安は悪化する
  2. 堅実に働く労働者の人口が減少する
  3. 高額報酬を与えている企業の生産性が上がらない
  4. 2と3に伴って、経済も成長しない

なぜサラリーキャップか

でした

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